参照４「【殺陣祭３】舞台となる世界の地理・歴史」 「殺陣祭３・ノベライズ」の舞台となる世界の地理・歴史を紹介します。地図はＪｕｕｍａ会長の提供です。

世界の地理

シロヤマの町 緑が多い田舎町。天気の良い日はコミュン島を望める。アクティーの出身地。 ヤパノの街 街の規模は首都フラテスに次ぐ。商業もさかんで、ヤパノ大学等の学校も多い学術都市。 政府は東部総督府をこの街に置いて支配を徹底させている。ポーラの出身地。 パオの村 山の中腹にある酪農のさかんな小さな村。ファンタの出身地。 ダロの街 政府軍関連施設が多く置かれている軍事都市。収容所もこの街に置かれている。 ダロ病の名前は、この街で最初に発見されたことにちなんでいる。 コミュン島 反政府軍本拠地。島の中央にはコミュン火山があり、その周りを深い森が囲んでいる。 ケープの村 海辺にある小さな貧しい村。わずかに農業が行われている。クリスの出身地。 カウラーの街 盆地状の土地にある街。近くで珍しい食材が手に入るため、街では市場が開かれている。 郊外には侍り星人の基地があるが、険しい道を進まないとたどり着けない。 首都フラテス この国の首都で、総理官邸といった官庁が置かれている。テレビ局もある。 運河で海とつながっているため、交通の便は良い。 リミアの町 雪の降る町。ミハイル研究所が置かれている。ブルクへの入口でもある。 ブルク 政府と軍の機密施設が置かれており、一般市民は立ち入りを禁止されている。 浮上して人工浮遊大陸「ロドリゲス・ブルク」となり、侍リングワールドに侵攻する。

世界の歴史 　３０年前から世界は変わり始めた。それまでの世界は混乱を極め、国会議員は権力闘争に明け暮れていた。 政府総理の職も空位であり、政治らしい政治は全く行われていなかった。 これを変えたのがロドリゲスである。ロドリゲスは侍リングワールド出身で、ムック社という会社を設立。 ミハイルに家電製品や日用品等を設計させて、それを廉価で販売するという商売を始めた。 この世界の国は侍りングワールドの国よりも後進国だったため、製品は飛ぶように売れてロドリゲスは巨万の富を築いた。 次にロドリゲスはその金を使って傭兵団を組織させ、モンテルの指揮の下に首都フラテスを包囲。 国民の信頼をすでに失っていた国会議員は投降してクーデターは無血で成功。ロドリゲスは政権を握り、政府総理に就任した。 　ロドリゲス政権が樹立して、治安は良くなった。しかし、大部分の国民はロドリゲス政権を支持していなかった。 ロドリゲスは政権の延命を図る目的で、自分が所属するムック党以外の政党の活動を禁止したからである。 そして、福祉政策といった国民のための政治もほとんど行わなかった。 １５年前にダロ病が猛威を振るったときも、対策らしい対策を講じなかったため、多くの国民が亡くなった。ポーラの両親もダロ病で亡くなった。 １０年前にヤパノ大学で反政府運動が起こった時は、ヤパノに東部総督府を置いて、支配を徹底するという政策をとった。 ところが近年、ロドリゲスは政府総理職をラルタルに譲り、政治の表舞台から去ってしまった。ロドリゲスは何を考えているのか。 ムック党の圧政を終わらせるため、アクティー達は立ち上がるのだった。

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